このたび、以下の日程で台湾研究所ワークショップを開催することと
なりましたのでお知らせいたします。


題目:植民地台湾と地方「自治」制度
日時: 12月 7日(金) 18:20-20:20
場所:早稲田大学 3 号館 306号室

概要:台湾の歴史上、選挙や議会活動が登場したのは、戦後ではなく、植民地時代の地方政治の場にさかのぼることができる。本報告は、植民地台湾の地方制度の制定過程と、それをもとに設けられた「地方議会」の構成や議事過程を、公文書や当時の新聞・雑誌などの資料に基づいて検討・分析することにより、植民地地方制度の性格と意義を正確に把握するとともに、植民地統治を通じて形成された台湾人の「地方自治」経験の一端を紹介する。

報告者:謝 政徳((大阪大学大学院法学研究科招聘研究員)
コメンテーター:春山 明哲(早稲田大学台湾研究所)
司会者:若林 正丈(早稲田大学政治経済学術院)

共催:日本台湾学会定例研究会 、早稲田大学東アジアの政治と思想研究部会、早稲田大学台湾研究所
その他:入場料・事前登録不要
アクセス : http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2015/08/waseda-campus-map.pdf